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「英語ができる」と言われる英語を身に付ける方法

基本的には、英語を体験するための環境を作ることが一番大切ですが、むやみに勉強をしても効率が悪いだけになります。就職・転職、留学などで限られた時間の中で、実力を付けなくてはいけない場合は特に注意が必要です。更なる英語力向上のためのアドバイスを紹介します。
1 スピーキング

自分自身の英語を録音して聞いてみましょう。例えば質問や短いスピーチでOKです。そして自分自身の声を聞いてみましょう。発音は 明確ですか?自分で間違いと分かっている単純な文法ミスなどをしていませんでしたか?途中で何度もつまりすぎていませんでしたか?形容詞と名詞、あるいは副詞と動詞を一緒に使っていませんでしたか?自分自身の声を聞いたときに学べる事は、驚くほど色々あるのです!


もうひとつのスピーキング力を伸ばす方法は、リスニングの教材を使うことです。リスニングの教材をリスニング用にしか使わない生徒が多いですが、スピーキングのトレーニング用にリサイクルできるのです。音声が流れるのに合わせてスクリプトを音読するシャドウ・スピーキングという練習法に使えます。これにより自然なイントネーションや間合いを覚える事ができます。
この種類のスピーキング練習法は他の人が話すのを真似る事を基本としていますが、覚えていますか?これこそが、あなたが日本語を習得する始めの頃に行っていた事なのですよ。このテクニックは、実際のところ機械的ではなく、非常に自然な一面を持っているのです。
2 ライティング

書面での英語の大部分には、たくさんの成句や熟語が入っています。もしこれらの多く-大抵セットになっているので変える必要はありません-を覚える事ができれば、ライティング・スキルの質を向上させることができるし、話すときにも使う事ができるでしょう。エッセイの中の成句や熟語を見つけてハイライトすることをお勧めします。ここでいくつかの例をご紹介しましょう。


(Many people) think / say / feel / believe that……….
It is true to say that…….
It can also be said that…….
Needless to say, ……..
It is clear that…….
It goes without saying that…….
Not only.......but also…….


成句や熟語をハイライトした後は、それらを使って自分の文章を作ってみましょう。例えば、
【Many people】 think / say / feel / believe that + nature is disappearing from our cities.
It is true to say that + nature is disappearing from our cities.
It can also be said that + nature is disappearing from our cities.
Needless to say nature is disappearing from our cities.
It is clear that + nature is disappearing from our cities.
It goes without saying that + nature is disappearing from our cities.
Not only + is nature disappearing from our cities + but also…….

3 リスニング

イントロダクションで述べた事と似たようなことをもう一度考えてみましょう。生まれたときは、言葉を話したり、読んだり書いたりはできませんでした。しかし、もちろん、聞く事は出来ましたね。生まれたその日から、人は両親や周りの人が話す事をおおむね12ヶ月ほどただただ聞いてすごすのです。そして音を出し始めます-別の言い方をするなら、言葉を生み出し始めるのです。これは、自分が「ママ」「パパ」「ネコ」「寒い」などの単語を一年間聞き続け、その意味を理解し、再生産しているということになります。


リスニングは、受身な過程であるという人がいます。当然、そうではありません。「聞く」ことは受身ですが、「聴く」ことは能動的なことなのです。両方を混ぜ合わせる事は、リスニングのスキルを向上させるのに非常に有効です。例えば、日本でもBBCニュースを毎日、イギリスから直接聴くことができます。20分程度のフル・プログラムか、3分程度のダイジェスト版の選択が可能です。ダイジェスト版のほうは時間がないときにとても便利ですが、フル・プログラムを聴いた後に、ポイントだけを抑えるために聴くこともできます。これは「生の(本物の)」英語を聴くためのひとつのソースですが、他にも色々あり、アクセスはさほど難しくはありません。


英語の会話に晒された量は、そのままリスニング能力に直結します。前の段落で、能動的な努力によりいかにしてリスニング能力を向上させるかについての具体例をあげました。しかしながら、受動的なリスニングにより聞く量を補足をしなくてはなりません。例えば、家にいるとき、料理や読書などをしながら、英語のCDやラジオをBGMしてはどうでしょう?普段、BGMとは単に音を出す以外の目的では使われる事はないもので、特に価値あるものではありません。しかし、脳はスイッチ・オフにはならず、いつも何かを聞いているのです。家にいて何かしている時、英語の音楽や話し声をBGMとして流してはどうでしょう?失うものは何もありませんが、あなたの脳は全てを得るのです。「かしこく」聞きましょう!

学習のこつその2へ続く

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